ネグレクトといじめは一生付きまとう。

不快な表現があるかもしれない。

卑屈な感情が見えてしまうかもしれない。

でもこれからの目標を見つける為、今までの人生を文字にしていきます。

 

お好み焼き屋を出て東に進んでいく。

日が昇ると公園に行き寝る。

起きると歩いたり休憩したり日が落ちると休憩少なめで歩き続ける。

なぜ逆転してるのかというと気温が低いため寝れそうな場所がない、段ボールを集めて小屋を作ってもよかったがそに居続けることはないと思ったから。

 

気持ちの中は

つらい。

しんどい。

〇たい。

なんで。

と負のループ。

 

東に進んだ理由はEさんと大阪のほうに行こうと計画を立ててたから。

本当にそこに向かったのか確かめるすべはなかったけどまだ探してたんだろうと思う。

 

1週間ちょっと歩いたと思う、そこで歩くのも疲れて高架下を探し少し休むつもりが立膝立てて立てて寝てしまっていた。

 

この時、Sさんに出会った。

S「おい!大丈夫か!」

私「ほっておいてください」

遠ざかる足音が聞こえホッとした。

しばらくして

S「おい!乗れ!」

抵抗はしたがSさんの乗ってきた軽トラックに載せられSさんの家に行った。

ご飯を用意してくれて、食べ終わるとお風呂に入るように勧められた。

お風呂を上がると服は全部洗濯していてくれた。

浴衣が用意してあり、どうしてあそこにいたのか?どこに向かっているのか?

住み込みの仕事を探し兵庫から出てきたことを伝え、高架下にいたのは疲れたからという事だけ伝えた。

お互い何をいう事もなく黙ったままになったので

私「食事やお風呂ありがとうございました。」

私「迷惑をかけてしまうので服が乾いたらここを出ていきます。」

という事を伝えた。

S「どこに行くかあてはあるのか?」

私「ないです。ご家族にも迷惑がかかるでしょう?」

そしたら少し考えてSさん家族を呼び

S「こいつ遠い親戚の子なんだけど家出してきたらしい。落ち着くまでおきたいけどいいよな?」

私「ちが・・」

S「だまとっけ!」

手放しでいい顔されなかったけどしばらくご厄介になることが決まった。

店の手伝いをして寝るって生活ペースになった。

心の中では手伝っているんだから世話になってもいいと考えるようになっていた。

2週間ほどたった時にSさんから怒られた。

S「いつまでこのままなんや?」

私は特にミスをしたという事もなく怒られる事がよくわかっていなかった。

S「一緒に生活をして今までの経緯等話ししてくれると思ったけどお前は話しすらしない」

私「どうせ突き放すなら手なんか差し伸べなかったらいいじゃないか」

この時、本当に人として最低な事を言ってしまった。

私「邪魔なんでしょ?今日でていかさせていただきます。ありがとうございました。」

Sさんは私に背を向け何も言わなくなってしまった。

その背中に私は親との関係を伝えすべてに嫌になって飛び出してきたことを伝え着替え等を紙袋に詰め出ていく準備をした。

そこまで量が多かったわけじゃないので10分程度だったと思う。

最後にお礼を伝え出ようとした私にSさんは茶封筒を持たせてくれました。

S「給料や」

お礼を告げ私はSさんの家を出ていきました。

その後、地元に戻り住み込みのパチ〇コ店に就職、知らない土地での就職でもよかったのだがEさんの思い出の場所に行けるところの範囲で生活しようと思った。

その時、おかしかったのかもしれないけどその場所に行けばいつかまた会えるかもしれない事を心の支えにしようと思ったからだ。

 

生活は苦しかった。

スーパーに大根の葉っぱをもらいそれを食べることもあった。

パチンコ屋のお菓子をもらって食べることもあった。

半年ぐらいたつと生活もいいペースになってきた。

時給は1150円×8時間×27日(平均出勤数)=248400円

寮費8000円

24万の給料

18歳で仕事の為

車を買ったローン

免許のローン

親に仕事休んでた時にサラ金に借金させられた返済

支払っても10万近いお金が残るようになってきた。

 

その時、悪い事ばかりだったが遊びを教えてくれた同僚

笑う日は増えてきたと思うEさんの事も思い出すのは時々になってきていた。

 

その時、アルバイトに来ていたTさんから告白された。

最初は断っていたのだけれど自分の過去など話したくなかった。

2ヵ月ぐらいだろうかのらりくらりと断っていたが私の気持ちが崩れたので

会社に退職届を出した。

 

退職理由はもの作りが好きで工場勤務に将来を考え転職したいという事を伝えたので、

家出を知っていた店長は喜んでくれた。

 

退職日は寮生にしか伝えず、Tさんへ言わないでと根回しもした。

退職当日、Tさんを仕事終わりに呼び出し今日で私が終わりだと伝えた。

告白に関しても人が信用できない事、人と付き合いをしたことないからどう接すればいいかわからない事、遊び等今までしたことないから私といてもつまらないという事、Eという人が忘れられない事を伝えた。

ここで「さようならきっと縁がなかったんだよ」と別れた。

 

次の仕事は知り合いのパチ〇コ店だった住み込みで地方のパチンコ屋だったのですごい暇だった。

そこで給料は下がったけどご飯付きっていうところですごいゆっくりとした生活になった。

3ヵ月ぐらいしたころだろうかTさんが私のいるパチ〇コ屋に来た。

私に似た人が働いてるのを聞いて来店したとの事。

うっとおしいと思う反面、嬉しかった。

仕事あがりの時間が微妙だったので定休日に会う約束をして帰ってもらった。

 

その日になり待ち合わせの場所に向かった。

 

T「久しぶり」

私「久しぶり。迷惑なんだけど?」

T「私ならあなたを絶対裏切らない。あなたの中に誰かを思う気持ちがあってもいい。私のほうに振り向かせて見せる。あなたとずっと一緒にいたい。」

私「絶対無理。そもそも人間が嫌いだし。」

T「絶対なんてことはない。私にチャンスをください」

私「絶対裏切らないって言葉にも矛盾が出るんだけど?」

T「お願い人とのつながりのチャンスが欲しい」

この時、同じ内容の話をグルグルしていた。

めんどくさいという気持ちもありじゃあ付き合おうという事になった。

私「じゃあ君が俺を好きだというなら、君を好きという事を思い込むよ。」

私「1度でも嫌いだと言われたらそれは別れだけどいい?」

Tさんは何言ってるんだろうと不思議そうな顔をしていた。

そこから1年Tさんは私の店に就職して夫婦寮で同棲することになった。

インターネットも普及してきてたし交際の手順みたいなのを調べた。

パチ〇コの店員は結婚するなら転職したほうがいい事、結婚は2年ぐらい付き合ってからでいいんじゃないかとの事が書かれていたので1年でパチ〇コ屋は辞めることにした。

辞める前にTには結婚を前提として付き合っていく為に転職することを伝えアパートを借りた。

派遣会社に登録して某電機メーカーへ就職した。

Tさんとはうまくいかなくなってきた。土日が休みになったことでTさんに不満がたまってきた。逆に私はTさんが休みが違ってもどうでもいい感じの態度に当たるようになってきた。転職を進めたこともあるただスーパーに行くより給料がいいので続けたみたい。

 

そのうち仕事の勉強、派遣先正社員への登用(派遣から半年で引き抜きの話が来ていた)の準備で多忙になった。派遣先の上司がノルマを課してきていたため実績作りの為、頑張っていたけど頑張れば頑張るだけすれ違うようになってきた。

 

2年半付き合った時、Tさんからの話。

T「別れましょう」

私「今までありがとう。いつ出て行ってくれる?」

好きか嫌いかで言えばまだわからなかった。好きだと言ってくれてた時は好きだと思い込み喜んでくれるだろうという事はしてきたつもりだったが、付き合う最初に好きだと言ってくれてる間は好きになるって約束したしその約束が破られたと思ったからすぐに受け入れた。

 

T「なんで引き留めてくれないんの!好きじゃなかったの!」

と言われたので淡々と話しをした。

好きではない事。

好きだと言ってくれる間は好きだと思い込んでいたから自分でも努力した事。

嫌いだという事を言われたら別れると言っていた事。

これではっと気が付いたようだった。

T「別れたくない。あなたを試しただけ。」

この時、体調不良という事にして初めて会社を休んだ。

淡々と話しをしてこれ以上、付き合っていくのなら結婚を考えてたことや

正社員への登用が済めば少し時間にも落ち着くはずだった事

2度目はないと思っていたがあまりにもしつこいので折れて交際を続けることにした。

 

Tさんが家に来て両親へ挨拶してほしいと言ってきた。

私的にはまだ派遣という事もあり断っていた。

でもあまりにも同じことを続けるのであいさつに行くことに。

 

家に行くと約束をしていたにもかかわらず父親はいなかった。

そしてT母よりひどい言葉が言われた。

 

T母「挨拶が遅いんじゃないでしょうか?挨拶もせずに同棲をする非常識な人には来てほしくなかった。」

私「挨拶が遅くなり申し訳ありません。2年お付き合いさせていただいており仕事が落ち着いたら結婚も視野に入れています。」

T母「聞いた話ですけど母子家庭なんでしょ?母子家庭の様な非常識にうちの娘は嫁がせたくない。以後、挨拶だとか言ってうちに来ないでほしい。」

T母「仕事が落ち着いたらってどうせくだらない仕事なんでしょう?聞きましたけど中卒なんでしょう?」

私「現在、○○に派遣されていて正社員としての登用を約束されています。」

T母「中卒の母子家庭だから常識にも欠けてるのかしら?正社員の登用は派遣会社の正社員の事でしょう?派遣会社の社員なんて恥ずかしい事で自信持って言える事じゃない」

T母「今日は挨拶に来てくださりありがとうございました。もうお引き取りください。」

私「今日はお時間作ってくださりありがとうございました。私も今後Tさんとの付き合いの仕方を考えることが出来そうです。常識、非常識だと言われていますが相手の事を母子家庭だ中卒だと言われることが常識だと言える方とはうまく付き合えませんので失礼します。」

この会話中、Tは横にいたけど何も言わずニヤニヤとしていた。

凄く悲しくなった。頑張りを見てくれて引き抜きをしてくれた上司にも申し訳なかった。

 

通常の生活でうまくいくこともなく4月から正社員登用の内定が出た時点でTに連絡した。

Tは帰ってきたり帰ってこないようになってきていた。

私「このままだとだめだと思う。これからどうするの?」

T「お母さんも言ってたけど中卒が大手メーカーに正社員になんかなれない。何考えてるかわからないからもう一緒にいたくない」

私「わかった荷物運びだしてね」

3月から引き抜きの為の休職に入ったため新しい新居を決めた。

解約通知を出したことを伝え引き渡し日までに荷物を出してほしい旨を伝えた。

 

この時、寂しいという気持ちも少しはあったが仕事が楽しくなっていたので打ち込んだ。

やっぱり人とのつながりはこんなもんやねとも思っていた。

しばらくしてTさんの友人とばったりと出会った。

T友「こんにちわ」

私「こんにちわ Tさんの友達やんね?」

T友「そうよく覚えてたね。w」

私「異性の友達なんていないからTさんの周りぐらいしかいないから」

T友「派遣の正社員になったんでしょ?パチ〇コ屋の店員よりいいじゃん」

私「いや○○の正社員の内定が出て4月からメーカー社員になったよ?」

びっくりした顔をしていた。

あとはあたりさわりもない事をしゃべりわかれた。

その後、無言電話がひどくなったので携帯電話を番号変更した。

 

この時、大手という事もあり身元保証を三親等で付けるという事があり4年ぶりに叔母に電話して実家に1度帰った。

 

自分が成長したせいなのか、金回りが思うようにいかなくなったのか4年ぶりの母親は弱っているように見えた。

特に出て行った時の感情は湧いてこなかった。

この時、落ち着いて今後の事を話しした親が〇んだとしても葬式には出ない事、私が〇んだとしても身元引受しない事、保証人の件はありがたく思うけど自由に生きていきたいので関わり合いにならない事を約束してもらった。

 

この後、27歳まで特に何もなくPCオンラインゲームにはまり仕事とゲーム三昧でした。